キャップ(CAP)とは
Child Assault Prevention
『子どもへの暴力防止プログラム』
子どもへの暴力(いじめ・誘拐・性暴力等)に対して、子どもが本来持っている力に働きかけ、暴力から自分の『けんり』を守る方法を具体的に伝えています。
<大切な3つの『けんり』とは>
『けんり』を守る3つの方法は・・・
CAPは、子どもは大人が守ってあげなければ何もできない弱い存在とは考えません。「〜してはいけません」ということは容易なことですが、それだけでは子どもを暴力の前でただ怯えさせることになります。子ども自身が考え、選び、対応していく力を引き出していきます。子どもが自分を守る力を本来持っていることに気づき、その力を発揮できるように子どもをサポートすることを目的とします。子どもの気持ち、自由な心を大事にし、何より子どもの内なる力を信じたい。
私たちはそう考えます。
★子どもたちにCAPプログラムを届けるためにあなたの力が必要です。私たちと一緒に活動しませんか?
「ノー」をいえる子どもに:サリー・J・クーパー著 の翻訳者 砂川真澄さんは次のように語ります。
『もちろん、現実の暴力の態様はそれほど単純でないし、CAPが役立たない場面もたくさんあるだろう。それでも私がCAPに期待するのは、CAPの方法が役に立つ場面も少なくないと思うからだ。実際、ワークショップ後に自分に起きたことを母親に打ち明けた子どもがいるし、暴力からCAPの方法で難を逃れたというサクセスストーリーが全国から届けられている。また、子ども時代に虐待された経験のある人から「子どものときにCAPに出会ってさえいれば」と言われたことが何度もある』と。
是非、あなたの地域で、学校で、「CAPプログラム」を企画してください。
<お願い>
CAPのプログラムには著作権があり、CAPスペシャリスト以外の人が、このプログラムを勝手に実施したり、真似して使うことはできません。CAPプログラムを実施する場合は、必ず近くのCAPグループにお問い合わせください。